2017年05月26日(金)
1-3月期GDP改定値1.15%増加、速報の0.69%増から上方修正
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)改定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 17年1Q | 速報値 | 16年4Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑1.15% | ↑0.69% | ↑2.08% | ↑0.8% | |
| 個人消費 | ↑0.64% | ↑0.33% | ↑3.53% | ||
| 国内投資 | ↑4.83% | ↑4.28% | ↑9.37% | ||
| 物価指標 | |||||
| >GDPデフレーター | ↑2.23% | ↑2.26% | ↑2.08% | ↑2.3% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑2.44% | ↑2.38% | ↑2.02% | NA | |
| >>コア | ↑2.06% | ↑1.99% | ↑1.31% |
米商務省によると、1-3月期実質国内総生産(GDP)は前期から1.15%増加し、伸び率が速報値の0.69%から上方修正となった。市場予想も上回る。
経済の3分の2を占める個人消費支出は0.64%増えて、速報0.33%増加から引き上げられた。サービスが0.79%の増加になり、速報値の0.44%を上回った。また、耐久財は4-四半期ぶりの減少だが、マイナス幅が速報で2.52%だったのから1.45%に縮小した。一方、非耐久財は1.50%増加から1.24%増加に下方修正。
設備投資は11.38%増え、伸び率が9.40%から上方修正となった。2012年1-3月期以来の大幅増でもある。建造物が28.31%、知的財産権は6.72%それぞれ増加し、いずれも速報段階での22.12%増加、2.01%増加から引き上げられた。機器については7.21%の増加で、速報の9.09%増加から下方修正である。住宅投資は13.74%増え、速報で13.67%の増加だったのから小幅修正となった。
貿易収支は5999億ドルの赤字になり、赤字幅が速報段階での6027億ドルから改定された。輸出が5.85%増え、伸び率は5.75%からやや上方修正。逆に輸入が速報で4.13%の増加だったのから3.77%増加に引き下げられた。
政府支出は3-四半期ぶりに減少したが、マイナス幅が1.14%と速報の1.69%より小さくなった。連邦政府による支出は2.05%の減少で速報で1.95%だったのより大きな落ち込みとなったものの、地方政府のマイナス幅が1.54%から0.58%に修正された。
在庫投資は43億ドルの増加で、速報の103億ドルの半分以下にとどまった。このため、GDPに対しては1.07ポイントのマイナス要素で、速報値の0.93ポイントから拡大した。
個人消費支出物価指数(PCE)は前期から2.44%上昇し、エネルギーと食品を除いたコア指数は2.06%上がった。いずれの伸び率も速報での2.38%、1.99%から上方修正である。前年比ではPCEが2.38%、コアが1.99%それぞれ上昇。揃って速報での1.97%と1.71%より高い伸びに改定である。
Posted by 直 5/26/17 - 09:31



