2018年01月10日(水)
2017/18年度世界コーヒー生産見通し、9.4万袋上方修正・ICO
[コーヒー]
世界コーヒー機関(ICO)は月次市場レポートで、世界の2017/18年(10-9月)のコーヒー生産を1億5878万袋と推定、前月に発表した初回予測の1億5868万6000袋から9万4000袋と小幅ながら引き上げた。前年からは0.7%の増加、伸び率は従来の0.8%よりやや小さくなったが、2016/17年度の推定も1億5743万7000袋から1億5769万4000袋に上方修正したのが背景にある。
ロブスタ種の生産見通しはベトナムの増加が寄与して前年比3.7%増の6146万2000袋になるとし、しかも従来の6115万3000袋から引き上げた。一方、アラビカ種は9753万3000袋から9731万8000袋に下方修正。前年から1.1%減少で、3年ぶりの前年割れになる。ブラジルとコロンビアの減少が背景にあると指摘。ただ、2016/17年度の推定も1億155万2000袋から9842万4000袋に引き上げたため、2017/18年度の前年からのマイナス幅は前月時点で見越していた4.0%より小さい。
ブラジルの生産は5150万袋のと、前年から6.4%減少する見通しとなった。このうちアラビカ種は6.4%減って、3863万袋になると予想。生産周期の裏作の年であり、また豆のサイズが小さいことや、害虫被害が生産を押し下げるという。一方、ベトナムの生産は2850万袋とみており、前年との比較で11.6%増加。十分な降雨が生産に寄与するとの見方で、2016/17年度の減少分を戻す格好にもなる。
2017/18年度のコーヒー消費は1億5759万7000袋の見通しで据え置いた。前年比にして1.6%の増加。2017/18年度には生産が消費を118万3000袋上回り、当初の108万9000袋よりやや余剰幅が大きい。
Posted by 直 1/10/18 - 10:53



