2018年04月05日(木)
17/18年度世界穀物生産推定、350万トン上方修正・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は5日付のレポートで、世界の2017/18年度穀物生産推定を26億4580万トンと、3月の前回報告での26億4230万トンから350万トン引き上げた。これで7回連続の上方修正になり、主に欧州連合(EU)のコーンの上方修正が背景にあるという。前年比にして1.3%増加し、過去最高を更新する。
2017/18年度の雑穀生産推定を13億8310万トンから13億8520万トンに引き上げた。前年との比較で2.5%増加。一方、小麦生産は7億5740万トンとみており、前年から0.3%の減少になるが、従来推定からは40万トン引き上げた。米国の作付上方修正、ロシアでの生産見通しも改善し、全体を押し上げたとしている。
2017/18年度の穀物消費は26億760万トンから26億1230万トンにやや上方修正し、前年比で1.5%見通しになる。小麦とコーンの上方修正が背景にあるとコメント。小麦は7億3360万トンから7億3640万トンに上方修正し、前年比で0.3%と小幅にも増加し、過去最高を更新する。雑穀の消費は13億7290万トンの見通しで、250万トン引き上げた。EUや一部のアジア諸国の飼料用コーン需要が上方修正に寄与したという。前年との比較にすると2.3%の増加になる。
穀物の貿易は4億660万トンとみており、4億480万トンから引き上げ、前年の4億5700万トンを僅かにも上回る見方に転じた。期末在庫は7億5280万トンから7億4820万トンに下方修正。しかし、前年に比べると3.9%膨らみ、過去最高の見方に変わらない。
Posted by 直 4/5/18 - 10:49



