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2018年04月13日(金)

在庫水準は5月にも過去5年平均まで下がる可能性、IEA,月報
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は15日に発表した月報で、2018年の世界石油需要の伸びを前年比で日量150万バレルと推定前月から据え置きとした。米国で厳しい寒さが続いたことを受け、OECDの需要は1-3月期を31.5万バレル引き上げた一方、4-6月期と7-9月期の見通しは引き下げた。一方で非OECD諸国の需要は1-3月期が26万バレルの引き下げ、中国のデータが弱含んだことが背景にある。一方でインドの需要は年初2ヶ月で前年から38万バレル増加、好調さを維持している。

3月の世界石油生産は日量9,780万バレルと、前月から12万バレル減少した。OPECと非OPEC産油国が減産規模を日量2,400万バレルまで拡大したことが背景にある。一方前年同月比では140万バレルの増加、米国の生産増加が主な要因となっている。非OPEC産油国の生産は、2018年に前年比で180万バレル増加すると見られている。

OPECの3月石油生産は日量3,183万バレルと、前月から20万バレル減少した。ベネズエラの生産が更に減少したほか、アフリカの産油国の生産も減少した。OPECへの石油需要は、今年一杯日量3,250万バレル近辺で推移すると見られている。

OECD諸国の在庫は2月末時点で28億4,100万バレルと、前月から2,600万バレル減少した。過去5年平均を3,000万バレル上回る水準にあるもっとも積み増しのペースは、平年の半分程度にとどまっている。在庫は過去5年平均を5,300万バレル上回る水準まで下がっており、4-6月期の需給が引き締まっていることを考えれば、5月には平年並みとなる可能性があるという。石油製品の需給は、既に供給不足に陥っている。

製油所稼動は、1-3月期のメンテナンスがピークを過ぎたことから、4-6月期には徐々に増加してくると予想される。3月から7月にかけて稼動は310万バレル増加することになりそうだが、石油製品の生産は需要の伸びにとどかないと見られる。

Posted by 松    4/13/18 - 04:32 

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