2019年02月07日(木)
18/19年度世界穀物生産見通し、1620万トン上方修正・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は7日付のレポートで、世界の2018/19年度穀物生産見通しを26億1140万トンと、昨年12月の前回報告時の25億9520万トンから1620万トン引き上げた。3年連続して26億トン台を維持する格好になるが、前年比で1.8%ダウンと、減少の見方に変わらない。
2018/19年度の小麦生産見通しを7億2510万トンから7億2840万トンに引き上げたが、前年に比べると4.2%の減少、2013/14年度以来の低水準である。欧州連合(EU)とロシアで増加が見込まれるものの、北米では米国の冬小麦に多雨の影響が懸念されるという。2018/19年度の雑穀生産は13億6890万トンの予想で、従来の13億5720万トンから上方修正した。前年からは1.7%の減少。
2018/19年度の穀物消費予想は26億4930万トンから26億5750万トンに引き上げた。前年との比較で1.7%の増加。小麦だけで7億3960万トンから7億4260万トンに上方修正、前年から0.8%増加。飼料用が当初の予想以上で、特にオーストラリアでは乾燥要因から放牧地が縮小、穀物ベースの飼料需要が高まったという。一方、ロシアの飼料用小麦需要は家禽業者のコーンへの乗り換えを反映して減少見通しを示した。雑穀の消費が前年比2.5%増の14億560万トンの見通しで、また、従来の14億90万トンから引き上げた。飼料用がおよそ7億8600万トンと過去最高を更新する見通し。中国とメキシコ、米国の需要が背景にあるとした。
穀物の貿易見通しは4億1660万トンから4億1550万トンに引き下げた。前年との比較にすると1.4%減少。期末在庫は7億7220万トンとみており、前回報告時の7億6210万トンの約1000万トン上方j修正、前年からは5.6%縮小の見方である。
Posted by 直 2/7/19 - 11:31



