2019年03月22日(金)
欧州西部で砂糖ビート作付開始、価格下落で減少見通し
[砂糖]
欧州西部で2019/20年度の砂糖ビート作付が始まったが、価格下悪を背景に減少の見通しが報じられた。欧州連合(EU)が2017年9月に砂糖の生産割当を廃止したのに続いて2017/18年度の生産が大きく増加、この結果、価格下落が進む格好となった。フランスの砂糖ビート生産者組合(CGB)のエコノミストは、EUの砂糖ビート作付が前年から約5%減少する見通しを示した。平均的なイールドになる子を前提に生産は1800万トン前後になると予想。ただ、ミツバチの大量死の要因とされるネオニコチノイド農薬の使用禁止に伴い害虫被害が広がるようなことになればさらに70万ほど生産が細るだろうという。
同氏は、EU最大の砂糖生産国フランスのビート作付について前年から8%減少の見通しともした。一方、ドイツ砂糖協会WVZの幹部によると、ドイツでは気温低下の影響もあって作付が停滞している。また、欧州内で引き続きネオニコチノイドの使用を続いている国があることなどからも、競争圧力が負担であると指摘した。ただ、現時点で作付を予測するのは尚早という。英国の食品大手アソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズは、同国の2019/20年ビート作付を前年比5-10%減少と見越す。
Posted by 直 3/22/19 - 09:59



