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2019年07月05日(金)

19/20年世界穀物生産見通し小幅引き上げ、前年比1.2%増加・FAO
  [穀物・大豆]

国連食糧農業機関(FAO)は4日付のレポートで、世界の2019/20年度穀物生産見通しを26万8540万トンと、前月時点での26億84700万トンから小幅引き上げた。前年比にして1.2%増加。小麦生産が前年比5.6%増の7億7080万トンの見通し。従来の7億6950万トンから引き上げで、インドの上方修正によるという。

一方、コーンなど雑穀の生産予想を19億98500万トンから13億9830万トンに修正した。前年と比較で0.5%減少になる。オオムギは増加を見越すものの、コーンがより大きく落ち込み、雑穀全体を押し下げるとの見方である。コーン不作の背景にあるのが米国で、春の多雨の影響から作付が遅れ、イールド低下が予想されていると指摘。また、中国やアフリカ東部や南部でも振るわず、アルゼンチンの増産でも補えないという。

2019/20年度の穀物消費予想は27億680万トンから27億820万トンに引き上げた。前年から1.0%増加で、過去最高更新の見通し。小麦消費を7億5500万トンの従来予想から7億5840万トンに引き上げた。前年との比較にして1.5%の増加になる。主に飼料用需要の増加が消費を押し上げるとの見方を示した。雑穀消費を14億3150万トンとみており、14億3370万トンからやや下方修正。ブラジルとメキシコの下方修正が背景にあるとした。前年に比べて0.6%の増加にとどまる。

穀物の貿易は4億1510万トンになるとの見通しで、4億1440万トンからやや引き上げた。前年からは2%増加。期末在庫は8億2930万トンから8億2810万トンに引き下げ、2年連続減少予想。しかも、マイナス幅は3.2%で、前年の1.8%(修正値)より大きい。

Posted by 直    7/5/19 - 10:37 

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