2019年07月12日(金)
IEA月報:世界石油需要は今年後半回復、来年は140万バレル増加
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は12日に発表した月報で、2019年後半の世界石油需要は前年比で日量180万バレルの増加と、1-3月期に31万バレル、4-6月期に80万バレルの伸びに低迷したのから回復するとの見通しを示した。経済活動が活発となり、石油化学工場の稼動が増加するのが背景にある。2019年全体では日量120万バレルの増加、2020年は日量140万バレルの伸びが予想されている。
2020年度の非OPEC産油国の清算は、前年から日量210万バレル増加、このうち米国の生産が200万バレル増加すると見られている。これを受けて世界市場の需給バランスは供給過剰となることが予想される。OPECに対する需要も低下、2020年1-3月期は日量2,800万バレルとなるが、OPECは2003年7-9月期以来、ここまで生産水準を下げたことはない。
OECD諸国の在庫は5月末時点で29億600万バレルと、前月から2,280万バレル増加した。過去5年平均を670万バレル上回る水準にある。速報データによると、6月には米国と日本で在庫が増加、欧州では取り崩しが進んだ。
製油所稼動は2019年4-6月期に前年比で70万バレル減少、ここ10年で最大の落ち込みとなった。2019年通年の見通しも日量30万バレル引き下げられたが、一方で石油製品の在庫は積み増しが進んでいる。
Posted by 松 7/12/19 - 07:13



