2020年04月15日(水)
2020年のインドモンスーン降雨は平均的・気象局見通し
[天候]
インドの気象局(IMD)は15日、2020年のモンスーン降雨が平均的になる見通しを示した。降水量予想は長期平均(LPA)の89センチメートルの100%。LPAの96-104%が通常量とされる。なお、誤差は5%。より具体的な見通しでは、LPAの96-104%になる確率が41%とした。104-110%の平均以上になる確率が21%、90-96%の通常以下で20%。90%未満の雨不足、過剰降雨の確率はいずれも9%という。
次回のモンスーン予測は5月最終週か6月第一週に発表する予定とした。
IMDはこのほか、これまで基準としていたモンスーンの開始日と終了日が変更したことも発表した。基準日に基づくデータが古いことが背景にある。従来のモンスーンの期間は6月1日から9月30日。南部のケララ州でモンスーン入りする基準日は6月1日を維持したが、ほかの州や都市について変更。マハラシュトラ州とグジャラート州、マディヤプラデシュ州、チャティスーガル州、テランガナ州、アンドラプラデシュ州、オリッサ州、ジャールカンド州、ビハール州、またウッタルプラデシュ州の一部の開始日は従来と比べて3-7日ずれ込む身という。逆に、北西部最短での開始日はこれまで7月15日としていたのを7月8日に早めた。終了の基準日も修正し、南部で10月15日に終息するのは変わらない。
インドで灌漑農地は約半分しかなく、大豆やコーン、砂糖きびなどの作付や生育にモンスーンの降雨がかぎとなる。IMDは基準日の変更も、農業から給水、配電など多くのセクターに関わると指摘した。
Posted by 直 4/15/20 - 12:59
2020年04月06日(月)
インド、5月31日にモンスーン入り見通し・米気象調査会社
[天候]
米気象調査会社ウェザー・カンパニーは、インドの2020年モンスーン入りは5月31日と通常より若干早くなる見通しを示した。また、6-9月のモンスーン期の降水量が長期平均(LPA)の105%になると予想。平均雨量をやや上回る見方である。
同社の幹部はインドのビジネス・ライン紙に対し、西海岸で最も雨量が増す見通しを示した。とりわけ南西部の多雨が予想されるとコメント。ケララ州やカルナタカ州沿岸部などが含まれることになる。
インドで灌漑農地は約半分しかなく、大豆やコーン、砂糖きびなどの作付や生育にモンスーンの降雨がかぎとなる。
Posted by 直 4/6/20 - 08:55
2020年01月24日(金)
ENSO中立でインドモンスーンに影響の可能性小さい・スカイメット
[天候]
インドの気象情報会社スカイメットは、エルニーニョ現象などによるインドの2020年モンスーン(6-9月)降雨への影響の可能性が小さいとの見方を示した。現時点で太平洋海面水温は平均近くあるいは平均をやや上回る程度で、北半球の春にかけて60%の確率でエルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生しないことを意味するエルニーニョ・南方振動(ENSO)中立状態が続き、夏場も50%と指摘。現状継続なら、モンスーンの間エルニーニョ現象が起きることなく、少雨に見舞わることもなくなるという。
スカイメットは、2019年のモンスーン開始時にはエルニーニョ現象が残っていたことから、雨不足に至ったことを挙げた。ただ、その後は雨量が増し、背景にあったのがインド洋赤道域の西部と東部の海面水温差の影響で起きるインド洋ダイポード現象(IOD)とコメント。昨年4月から12月の間にIODが正負の基準である0.4℃を上回ったままで、ピーク時には2.2℃と1997年以降最高を付けた。今年もIODが正の状態になるなら、モンスーンの降雨増加もあり得るとした。
インドで灌漑農地は約半分しかなく、大豆やコーン、砂糖きびなどの作付や生育にモンスーンの降雨がかぎとなる。
Posted by 直 1/24/20 - 14:37
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