2020年08月19日(水)
景気見通しに不確実性高まる、追加緩和の可能性・FOMC議事録
[金融・経済]
米連邦準備理事会(FRB)は19日、7月28-29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を発表し、FOMCメンバー以外のFRB高官も含む会合参加者が追加金融緩和の可能性について討議したことを明らかにした。ここ数ヶ月間の措置が景気を下支えしたと判断しながら、景気の中期的な見通しに不確実性が高まっていることを指摘、一部の参加者は景気回復とインフレ率を2%の目標に押し上げるために追加的な緩和策を要するかもしれないとの見方を示した。また、労働市場の改善に強い財政政策が必要とする参加者もあった。
今後の金融政策に関すると、複数の参加者がどこかの時点で政策金利の目標の道筋をより明確にすることを支持した。失業率やインフレ率などが具体的な水準に到達した場合、または一定期間が経過した時点での利上げを示すフォワードガイダンスが提案された。多くの参加者は資産購入に関する声明が適切とも挙がった。
大半の参加者がイールドカーブ・キャップ及びターゲット(イールドカーブ・コントロール)についても討議し、現行のフォワードガイダンスや長期金利がすでに低水準にあることを考慮して、イールドカーブ・コントロールの効果は小さいとの判断に至った。むしろ、イールドカーブ・コントロールに伴うコストを懸念。多くの参加者は将来の状況次第でイールドカーブ・コントロールを見直すことに支持を示した。
Posted by 直 8/19/20 - 14:50



