2020年09月30日(水)
ラニーニャ現象発生の見通し、警戒から引き上げ・豪州気象局
[天候]
オーストラリア気象局は29日付のリリースで、ラニーニャ現象発生の見通しを発表し、従来のAlert(警戒)から引き上げた。ラニーニャ現象は熱帯太平洋で発生し、当局が監視している国際モデルの全てが少なくとも2021年1月まで続くことを示しているという。ラニーニャについては、日本の気象庁や米気象情報会社Maxarなども発生を予想している。
ラニーニャ現象に伴い、東南アジアや南アフリカ、オーストラリアで平均以上の降雨となり、アルゼンチン、ブラジル、欧州、米国南部では乾燥が進む。すでにアルゼンチンでは乾燥による小麦作柄への影響が伝わっており、またすでに始まっているコーンの作付にも支障をきたすことが懸念されている。一方、ブラジルではすでに高温乾燥が続く中で、ラニーニャ現象によりさらに情勢が厳しくなるとみられ、コーヒーや砂糖きび、大豆と広範囲にわたる農作物の生産へのリスクが報じられた。
ブラジル・ミナスジェライス州の農業顧問RR ConsultoriaRuralの幹部はブルームバーグに対し、コーヒーは日に日に枯れていっているとコメント。また、同州の生産者は2021年の生産が5−10%減少するのは必至との見方を示した。
Posted by 直 9/30/20 - 11:37



