2020年09月30日(水)
EUと英国軟質小麦生産見通し、連続の下方修正が一服・COCERAL
[穀物・大豆]
欧州の穀物輸出組合COCERALは9月25日付のレポートで、欧州連合(EU)27ヶ国と英国の2020年軟質小麦生産が1億2916万トンになるとの見通しを発表した。9月時点での1億2912万2000トンから若干の修正。1月に前年比5.3%減の1億3790万1000トンになるとの初回予想を発表してから3月と6月、8月、3回連続して下方修正していたのが一服した格好になる。それでも、前年との比較にすると11.6%の減少。作付は2237万8000ヘクタールから2192万6000ヘクタールに4回連続で引き下げた。前年との比較で8.2%ダウン。一方、イールドを5.89トンとし、前年は3.7%下回るが、従来の5.77トンから上方修正した。
国別に、最大のフランスの生産を2940万7000トンから2947万5000トンに引き上げた。初めての上方修正になる。前年からは25.5%減少。2位のドイツは2170万3000トンで、前年比5.7%ダウン、また前回報告の2178万9000トンも若干下回る。英国は1000万3000トンから1001万7000トンに修正した。
EUと英国のコーン生産見通しは6459万8000トンから6282万トンに引き下げた。2回連続の下方修正になり、前年との比較で3.7%減少の見方になる。作付を892万7000ヘクタールから889万2000ヘクタールに下方修正。ただ、前年からは3.2%増加する。イールドは7.24トンから7.06トン、3回連続して引き下げた。前年に比べて6.7%低下する。生産国で最大のフランスは1361万5000トンと、前年から6.7%と増加見通しを維持したが、従来の1413万3000トンから引き下げた。2位のルーマニアを1192万5000トンから1033万5000トンに下方修正。3位のハンガリーは780万トンで据え置いた。ドイツは430万トンから382万5000トンに引き下げた。
Posted by 直 9/30/20 - 11:59



