2021年06月16日(水)
テーパリングに関して議論・FRB議長記者会見
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合後に行った記者会見で、資産購入の縮小(テーパリング)開始に関して議論があったあったことを明らかにした。ただ、具体的な対応は景気の行方次第であることを改めて強調。会合参加者の間で進展が続くとの見方があるとし、今後の会合で経済情勢を査定し、資産購入について決定する前に見解を明らかにする意向を示した。引き続きデータを監視する方針とし、テーパリング絡みの議論が具体的な日程に基づいていることはないことも指摘した。
パウエル議長は、当局の想定以上にインフレ上昇が進み、また長引く可能性があると述べた。経済の再開によって需要も急速に高まり、ボトルネックや雇用などが供給問題につながり、物価が押し上げられることに懸念を示した。長期のインフレ期待は2%の目標に近付いてきたが、現行の物価動向や見通しも目標を超えるようになるなら、金融政策を調整する準備があるとした。
Posted by 直 6/16/21 - 16:25



