2021年08月12日(木)
EU軟質小麦生産見通し下方修正・ストラテジーグレインズ
[穀物・大豆]
ストラテジーグレインズは、欧州連合(EU)27ヶ国の2021年軟質小麦生産見通しを1億3150万トンと、従来の1億3300万トンから150万トン引き下げた。フランスやドイツで多雨の影響からイールドが振るわず、一方、ポーランド、欧州北部では高温によってイールド低下に至っているという。ただ、下方修正後でも前年比にすると10.7%の増加になる。
ストラテジーグレインズはまた、世界のデュラム小麦も含めた小麦生産見通しを7億5030万トンとし、1400万トン引き下げた。欧州に加え、北米や黒海周辺地域でも天候による生産への影響を指摘した。価格上昇や新型コロナウィルスのデルタ株感染拡大にもかかわらず、消費は増加基調を維持すると予想。このため、世界の小麦在庫率は過去2番目の低水準になる可能性を示唆した。
2021/22年度のEU何市小麦輸出は3270万トンの見通しで、170万トン引き上げた。EUコーン生産予想も前月時点での6570万トンから6630万トンに上方修正。フランスとドイツ、ポーランドで降雨が寄与して生産が上向くとの見方を示した。ただ、ハンガリーとルーマニア、ブルガリアは乾燥を理由に引き下げたという。
Posted by 直 8/12/21 - 12:24



