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2021年09月07日(火)

FX:ドル全面高、米長期金利の上昇につれて大きく買い集まる
  [場況]

ドル/円:110.27、ユーロ/ドル:1.1840、ユーロ/円:130.52 (NY17:00)

為替はドルが全面高の展開。インフレ圧力の高まりや早期テーパリングが改めて材料視される中、米長期金利の上昇につれてドルに大きく買いが集まった。ドル/円は東京では109円台後半のレンジ内でのもみ合い、午後からは徐々に買い意欲が強まり、ロンドンでは110円まで値を切り上げた。NYに入っても買いの勢いは衰えず、ジリジリと値を切り上げる展開、午後には110円台前半での推移となった。

ユーロ/ドルは東京では買いが先行、1.18ドル台後半まで値を切り上げたものの、早々に息切れ。中盤以降はジリジリと売りに押し戻される格好となり、ロンドンでは1.18ドル台半ばまで値を下げた。NYに入ると1.18ドル台前半まで下げ幅を拡大、中盤には一旦1.18ドル台半ばまで値を戻す場面も見られたものの、午後には再び上値が重くなった。ユーロ/円は東京では130円台前半から半ばのレンジ内でのもみ合い、ロンドンでは130円台半ばまでレンジを切り上げた。NYに入ってからは新たな動きも見られず、午後にはやや騰勢を強め、130円台半ばから後半でのもみ合いとなった。

目先はこのまま流れがドル高/ユーロ安に傾くと予想する。先週金曜の8月雇用統計は、非農業雇用数が前月比で23.5万人と、予想を大幅に下回る弱気のサプライズとなったが、これでテーパリングが先送りされることはないだろう。一方で時間当たり賃金は大幅に上昇、COVID-19のデルタ変異株の感染拡大の影響で小売業の雇用が減少、レジャー・ホスピタリティーが横ばいと、比較的低賃金の雇用が低調だったことが背景にあり、それ以外の職種における賃金上昇圧力はかなり強まっていることを確認する格好となった。賃金上昇圧力の高まりを受けてインフレが進むとの懸念が改めて高まっており、21-22日に開かれるFOMCでは、むしろ早期のテーパリングを求める声が強くなると見ておいたほうがよいのではないか。

Posted by 松    9/7/21 - 17:18 

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