2021年12月06日(月)
2021/22年世界小麦生産見通し、100万トン下方修正・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとの商品レポートで、2021/22年度の世界小麦生産見通しを7億7800万トンと、9月の前回報告での7億7900万トンから100万トン引き下げた。前年の推定も100万トン下方修正したことで、前年比にすると0.6%の増加となり、また3年連続で過去最高を更新する。主要生産地別にみて、米国を4620万トンから4480万トンに下方修正。10%減少の見通しとなった。反面、中国とインドを100万トンずつ上方修正。黒海周辺地域を1200万トン、欧州連合(EU)は1億3800万トンでそれぞれ据え置いた。
2021/22年度の世界小麦消費は7億8400万トンの見通しを維持した。前年に比べて1.6%の増加になる。食用が1.6%増えて5億8400万トンになると予想。飼料用は1億5100万トン、0.9%減少の見通しとした。
2021/22年度の貿易見通しは1億9400万トンで修正なし、前年1.1%減少する。黒海周辺地域の輸出を20万トン引き下げて6320万トンにし、ウクライナを2130万トンから2160万トンに引き上げたのが背景にある。一方、ロシアだけで3460万トン、カザフスタンは710万トンそれぞれ維持した。米国輸出は2380万トンから2340万トンに引き下げた。カナダは1610万トンの輸出見通しで、200万トンの上方修正。欧州は190万トン引き上げて3600万トンとした。オーストラリアの輸出は2300万トンの従来予想から2450万トンに引き上げ、前年との比較で2.8%増加と、プラス見通しに転じた。
世界の期末在庫は2億8000万トンから2億7800万トンに引き下げ、前年から2.2%縮小する見通しとした。
Posted by 直 12/6/21 - 09:01



