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2021年12月14日(火)

IEA、オミクロン変異株の影響受けて石油需要見通し引き下げ
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は14日に発表した月報で、2021年の世界石油需要が前年比で540万バレル増加するとの見通しを示した。前月からは10万バレルの引き下げとなる。COVID-19のオミクロン変異株の感染拡大によって航空需要が減少、ジェット燃料の需要が影響を受けた。2022年の需要は前年比で日量330万バレルの増加と、やはり前月からは10万バレル引き下げとなった。ただ、2022年にパンデミック以前の水準まで需要が回復するとの見通しは維持した。

世界供給は12月から増加のペースが速まり、2022年にかけて需要の伸びを上回ると見られている。OPECプラス以外の産油国の生産は、米国とカナダ、ブラジルの生産増加によって2022年には日量で180万バレル増加すると見られている。OPECプラスの生産に関しては、現在進めている減産幅の縮小が全て完了した場合、サウジとロシアの生産は過去最高を更新する可能性が高い。世界生産は2021年に日量150万バレル増加したのに対し、2022年は640万バレル増加すると見られている。

製油所稼働は、11月に日量190万バレル増加、今月には更に66万バレル増えると見られている。2021年の平均では前年比で310万バレル増加、これは2020年の減少分の42%を回復したに過ぎない。2022年には、370万バレルの増加が見込まれている。

OECD諸国の石油在庫は、10月末時点で27億3,700万バレルと、前月から2,120万バレルの取り崩しとなった。原油在庫が増加したものの、石油製品の減少がそれを大きく上回った。在庫は過去5年平均を2億4,300万バレル下回っている。速報データによると、11月は更に2,300万バレルの取り崩しが予想されている。洋上在庫は1億3,450万バレルと、前月から840万バレル増加した。

Posted by 松    12/14/21 - 08:22 

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