2021年12月14日(火)
EU砂糖生産、農薬使用絡みで中期的に伸び悩む見通し・欧州委
[砂糖]
欧州委員会は欧州連合(EU)農業アウトルックで、域内砂糖生産が中期的に伸び悩む見通しを示した。農薬消費がネオニコチノイド系をはじめ特定種の使用禁止に伴って限られていることを背景に、砂糖ビートの栽培面積は2031年時点で150万ヘクタール弱になると予想。イールドも農薬要因からここ数年間伸びが緩慢で、トレンドが続くことを見通す。この結果、砂糖生産は2019年から2021年の平均1550万トンから、2031年には1600万トンに増加するのにとどまる見通しとした。
委員会の1日付レポートによると、2021/22年度EU砂糖生産推定は1569万2706トンで、前年から8.5%の増加になる。最大のフランスで21.7%増えて419万4110トン、2位のドイツは前年比0.5%増の417万2949.2トンとみられる。
委員会はこのほか農業見通しで、EUの砂糖消費が2031年に1590万トンとなる見通しを示した。向こう10年間で年0.5%減少するとみており、主により健康的な食生活へのシフトに伴い食用消費が落ち込むためという。ただ、加工食品を通じての砂糖輸出は年2.5%増加し、また工業用の需要安定を見通す。
Posted by 直 12/14/21 - 12:20



