2021年12月14日(火)
EU穀物生産、サステナブルな生産システムへのシフトで減少見通し
[穀物・大豆]
欧州委員会は欧州連合(EU)農業アウトルックで、サステナブルナ生産システムへのシフトを反映して域内穀物の生産が減少する見通しを示した。穀物全体で生産は2031年に2億7600万トンとなり、2021年との比較にして2.5%減少。面積にして向こう10年間で2.8%の減少見通しという。
このうち、軟質小麦が2%減少して2110万ヘクタール、デュラム小麦は200万ヘクタール、4.7%ダウンを見越す。小麦の生産はあわせて2031年に1億2690万トンとなり、2021年比5.3%減少の予想。一方、コーンは1.5%減反の見通しだが、東欧でのイールド改善の可能性から生産自体は安定し、2031年に6820万トンになる見通しとした。
EUの穀物消費に関すると、2031年に2億5480万トン、2021年から2.7%減少の見通しを示した。主に飼料用の需要後退によるとコメント。飼料用だけで4.8%減って7480万トンになるとみており、オオムギだけで11.6%落ち込む見通し、軟質小麦は6.4%の減少とした。コーンの飼料用消費は1.8%減少見通し。一方、穀物の食用消費は向こう10年間で年0.2%増加の見通し。
Posted by 直 12/14/21 - 12:22



