2022年06月06日(月)
22/23年豪州小麦生産見通し上方修正、過去10年平均22%上回る
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとの商品レポートで、2022/23年度の国内小麦生産見通しを3034万7000トンと、3月時点での2799万3000トンから引き上げた。前年の過去最高の3634万7000トン(修正値)に比べると減少だが、過去10年平均は22%上回り、また過去4番目の高水準になるという。面積にして1320万1000ヘクタールの見通しで、前年から1.2%増加。
土壌水分が十分なことや、ほとんどの地域で南半球冬に平均以上の降雨が予想されており、生育に寄与するとの見方を示した。肥料や化学品のコスト増加の影響に懸念を示しながらも、多くの農家が年初に十分な肥料などを確保していたことも指摘。価格上昇でコストの増加を相殺するとの見方でもある。
州別の2022/23年度生産をみると、最も規模の大きいウエスタンオーストラリアが916万4000トン、0.1%の減少見通しとなった。ニューサウスウェールズは684万トン、サウスオーストラリアが385万3000トンで、それぞれ0.3%、0.2%減少する。ビクトリアはほぼ横ばいの372万2000トン、クイーンズランドは0.5%減って90万6000トンにとどまる見通しとなった。
Posted by 直 6/6/22 - 11:19



