2022年06月21日(火)
22年EU軟質小麦見通し下方修正、過去5年平均下回る・MARS
[穀物・大豆]
欧州連合(EU)の農業サポート機関MARSは月次レポートで、2022年のEU軟質小麦イールド見通しを5.76トンと、前月時点での5.89トンから引き下げた。3回連続の下方修正になり、EU13ヶ国を引き下げたという。EU全体で前年の6.05トン(修正値)から4.8%低下。また、これまで過去5年平均の5.84トンに比べると上昇の見方だったのが、一段と引き下げたことにより1.37%下回る見方にシフトした。
デュラム小麦は3.61トンから3.44トンに下方修正し、前年の3.55トン(同)、過去5年平均の3.52トンいずれから低下の見通しとなった。小麦全体で5.56トンとみており、従来の5.69トンから下方修正になる。前年から4.5%低下、過去5年平均との比較にすると1.1%低下。
コーンのイールド予想は7.92トンから7.87トンに引き下げた。2021年の7.92トン(修正値)から低下だが、過去5年平均の7.86トン(修正値)は上回る見方にも変わらない。
MARSは、欧州の多くの地域で平年よりも乾燥していることを修正の理由に挙げており、特に気温上昇が進んでいる地域では作柄への影響が大きいとの見方を示した。一方、バルト海海周辺地域では逆に平年以下の気温が悪影響を及ぼしているという。
Posted by 直 6/21/22 - 08:42



