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2022年10月13日(木)

IEA、世界石油需要見通しを前月から引き下げ
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、2022年の世界石油需要が前年から日量190万バレル増加するとの見通しを示した。前月から6万バレルの下方修正となる。OPECプラスが大幅減産で合意したことを受けた価格の上昇が、需要を鈍らせるとの見方が背景にある。2022年10-12月期の見通しは、前月から34万バレルの引き下げとなった。2023年は日量1億130万バレルと前年比で170万バレル増加するとの見通し、前月からは47万バレル下方修正された。

9月の世界石油生産は日量1億120万バレルと、前月から30万バレル増加した。OPECプラスの増産がこのうちの85%を占めているという。生産は4-6月期から7-9月期にかけて日量210万バレルという強いペースで増加したが、10-12月期にかけては17万バレルにまでペースが一気に鈍ると予想されている。OPECプラスが11月から200万バレルの減産で合意したことを受けてのもので、実質的な減産は100万バレル程度になると見られている。

製油所稼働は7-9月期、需要の減少や精製マージンの低下の影響で、これまでの予想よりも低調なペースにとどまったと見られている。10-12月期の見通しは日量34万バレル、2023年は72万バレルそれぞれ引き下げられた。2022年の通年では前年比で220万バレル増加、2023年は120万バレルの増加になるという。

ロシアの石油輸出は9月に日量750万バレルと、前月から23万バレル減少した。ウクライナへの侵攻前からは56万バレルの減少となる。欧州や英国向けの輸出は、前月から39万バレル減少した。

世界の石油在庫は8月に3,650万バレルの積み増しとなった。地上での在庫が2,780万バレル減少する一方で、洋上在庫は6,430万バレル増加した。OECD諸国の在庫は8月に1,500万バレル積み増しが進んだが、政府の戦略備蓄の放出が3,280万バレルにおよぶ中にも関わらず、過去5年平均の水準は依然として2億4,300万バレル下回っている。

Posted by 松    10/13/22 - 06:05 

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