2024年01月22日(月)
欧州、2024年始まり北部の寒波や南部雨不足など地域間で開き
[穀物・大豆]
欧州連合(EU)の農業サポート機関MARSは月次レポートで、2024年が始まり欧州北部の大部分を寒波が襲い、一方、地中海周辺地域は雨不足と地域間で天候に開きがあることを示した。具体的に、デンマークでは気温が急低下し、多雨も手伝って冬作物に被害が出た。バルト海周辺地域も12月終わりから1月初めにかけて霜害が発生。ポーランド北東部やベラルーシの多くの地域でも急激に冷え込んだが、2日間で終わり、ダメージもほとんどなかったという。
雨不足が顕著なのはスペインの地中海沿い、イタリアの中部や南部、ルーマニア南西部、ギリシャ、キプロス、トルコ中部とマグレブ地方という。イタリア・シチリアでは干ばつが継続。スペインでは冬作物の作付が停滞、早期の生育段階に水不足の影響がみられるという。
ハンガリー、スロベニア、クロアチア、ブルガリア、ルーマニアなどは12月10日から1月第一週まで気温が上昇、後で作付された作物にはプラスでも、耐寒性を弱める要因にもなり得ることを指摘した。一方、英国中部、ベネルクス、欧州中部や東部は多雨による影響に対する懸念を示した。特にオランダの作付は農地のぬかるみで進んでいないと指摘したが、一方では土壌水分の改善がみられた地域もあったという。
Posted by 直 1/22/24 - 12:29



