2010年10月08日(金)
9月非農業雇用数は前月から9.5万人減少、予想外の大幅減
[経済指標]
非農業雇用数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000人
| 10年9月 | 前月比 | 10年8月 | 市場予想 | ||
| 非農業雇用数 | 130201 | ↓95 | ↓57 | →0 | |
| 民間雇用数 | 107970 | ↑64 | ↑93 | ↑74 | |
| 週平均労働時間 | 34.2 | →0.0 | 34.2 | 34.2 | |
| 時間あたり賃金 | $22.67 | ↑0.04% | ↑0.31% | ↑0.1% |
米労働省が発表した9月の非農業雇用数は前月比9万5000人減少した。4ヶ月連続ダウンで、また前月以上の落ち込み。しかも、7月と8月の減少数はいずれも従来推定で5万4000人だったのが、6万5000人、5万7000人にそれぞれ改定となった。雇用は年初から9ヶ月間で雇用は61万3000人増え、月平均で約6万8000人増となる。
政府雇用が15万9000人減り、これを差し引いて9月の非農業部門雇用数は民間だけで6万4000人増加した。年初から連続プラスを維持。9月は3ヶ月ぶりの小幅プラスだが、一方で7月と8月の増加数は上方修正だった。
資源・鉱業や建設を含めた製造全体の雇用が前月比2万2000人減少した。2月以来のマイナス転落。鉱業では5000人増えた。年初からの増加を続けたが、9月はこの9ヶ月間で最も小幅プラス。建設関連では2万1000人減少に転じた。ただ、8月の増加数が1万9000人から3万1000人に改定となった。
製造だけに限ると6000人減少で、2ヶ月連続ダウンである。しかし、前月の2万8000人(修正値)より小幅マイナス。非耐久財だけが減って、耐久財は8月に今年初めて減少したのから9月には横ばいだった。合金やハイテク関連、家電などが前月比プラスとなり、輸送機器は3100人減少でも、自動車および部品だけなら600人増加。耐久財では機械と家具の減少も目立った。
民間サービス業は8万6000人、9ヶ月連続で増えた。9月は5ヶ月ぶりの大幅アップ。また、8月のプラス幅は6万7000人から8万3000人、7月が7万人から8万人にそれぞれに改定である。9月の内訳をみると、小売が5700人増に転じ、輸送サービスは9600人と一段の増加。金融セクターは1000人減少となったが、これは金融機関・保険の落ち込みによるためで、不動産関連なら1300人増と4月以来で前月を上回った。医療の需要も堅調。娯楽・ホスピタリティは3万8000人増え、2007年9月以来の大幅増を記録した。
プロフェッショナルサービスは1万4000人アップだ。2ヶ月続けて前月を上回るが、プラス幅は前月の半分にとどまった。法律や経営コンサルタント、事務関連で増加の一方、会計やコンピューターシステムデザインなどダウン。短期派遣は1万6900人増と、これも8月に続いてのアップで、しかし前月から若干伸び悩んだ。
政府雇用は4ヶ月連続ダウンとなり、また9月は前月以上のマイナス幅である。連邦政府の雇用がやはり6月から減少を続けているが、7万6000人とこの4ヶ月間で最小マイナス。州政府は7000人減り、8月の2万8000人から削減ペースが大きく鈍化した。反面、地方自治体の雇用は7万6000人減り、これは1982年7月以来の大幅減少だ。
週間平均労働時間は34.2時間だった。3ヶ月連続変わらず、市場が予想していた通りである。時間あたり賃金は22.67ドルで、前月比0.04%上昇。市場予想より低い伸びだった。また、前年比較で1.66%上がり、前月からスローダウン。
Posted by 松 10/8/10 - 08:49



