2014年07月11日(金)
2015年の世界石油需要は前年比で140万バレル増加、IEA
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、2015年度の世界石油需要が前年比で140万バレル増加するとの見通しを示した。マクロ経済が好転する中で、前年度を上回る需要の伸びが予想されるという。2014年度は日量9,270万バレルと前月からやや下方修正、年半ばにかけての経済指標が予想を下回ったことが背景にある。前年比で120万バレル増加する。
6月の世界石油生産は日量9,260万バレルと前月からほぼ変わらず、前年比では99.5万バレルの増加となる。2015年度の非OPEC産油国の石油生産は、前年比で120万バレル増加すると予想、2014年や2013年よりも増加幅は縮小する格好となる。非OPEC産油国の生産は210万バレル増と、OPECの減少分を補う格好となる。OPECの6月生産は日量3,003万バレルと前月からほぼ変わらず。イラクの生産が減少した一方、サウジやイラン、ナイジェリア、アンゴラなどの生産が増加した。OPECに対する石油需要(Call on OPEC)は、2014年後半に日量3,060万バレルと、前月から35万バレル引き下げられた。2015年は日量2,980万バレルと、前年から10万バレル減少する。
5月末時点でのOECD諸国の石油在庫は26億3,900万バレルと、前月から4,420万バレル増加、過去の平均を6,960万バレル下回る水準と、前月から更に縮小した。石油製品の在庫は、消費の29.0日分をカバー、前月から0.4日分増加した。速報データによると、6月末時点の在庫は前月から830万バレル増加する見通しとなる。
製油所稼動は、6月に日量7,680万バレルと前年比で90万バレル減少、昨年10月以降始めて前年比でマイナスとなった。定期点検や予定外の点検による稼動の停止、精製マージンの低下などが背景にある。2014年4-6月期の稼動は日量7,620万バレルと30万バレルの引き下げ、9-10月期は7,780万バレルに増加する。
Posted by 松 7/11/14 - 07:30



