2015年06月17日(水)
金融政策の決定は経済指標に基づく、イエレン議長が会見で強調
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合後に行った記者会見で、金融政策の決定が経済指標に基づいていることを強調した。メディアから市場や連銀高官の中に来年の利上げを適切とみる向きがあることに指摘があったが、連銀高官の金利見通しはあくまで現時点でのものであり、景気の展開によって判断も変わっていくと述べた。また、当局の雇用と物価の目標達成についても、広範囲にわたる経済指標をみて判断するとコメント。ここ数年間の雇用回復は明確との見方を示したが、FOMCは更なる改善が必要とみているなどといい、上昇が金利引き上げへのロードマップはないとした。
イエレン総裁は、最初の利上げに対する市場の反応を警戒していることを明かした。ただ、事前に想定もできない都市、当局ができる範囲で相場への影響を抑える意向も示した。市場とのコミュニケーションはできるだけ明確にするともコメント。このほか、欧州についての質問が挙がり、ギリシャの債務問題について協議の進展を望んでいるとした。米国自体のギリシャへのエクスポージャーは限定的だが、欧州さらに世界経済への影響が米国にも波及する可能性を示唆した。
Posted by 直 6/17/15 - 17:02



