2015年12月02日(水)
イエレンFRB議長、改めて利上げに前向き姿勢示す
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は2日の講演で、改めて金利引き上げに前向きな姿勢を示した。具体的な利上げのタイミングなどには触れなかったが、想定通りの景気改善にあることを指摘。これまでの雇用増加やインフレ期待の落ち着きから、物価の上昇率が2%の目標に戻るとの自信も示した。また、最初の利上げを行った後は緩やかなペースでの引き締めになると見通した。利上げを遅らせることにより、後でペースの速い引き締めを余儀なくされるともコメント。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は15-16日に今年最後となる次回会合を開く予定であり、イエレン議長はこの会合までに入手するデータを全て見直して金融政策を決めると述べた。海外情勢については、依然として米経済にリスクであることを認識。しかし、夏の終わりに比べて下振れリスクは小さくなったという。また、最近のデータから中国経済のスローダウンは緩やかとの見方を示した。中国は景気のてこ入れ策を取り、必要に応じてさらなる措置も講じるだろうとコメント。ほかのエマージング市場についても、金融緩和などを行っていることに言及。また、金融緩和は先進国経済にも貢献しているとした。需要増加、商品価格の安定によってエマージング経済の見通しも押し上げるだろうという。
Posted by 直 12/2/15 - 15:39



