2016年03月16日(水)
FOMC:金利据え置き、海外経済や金融市場のリスクを指摘
[金融・経済]
米連邦公開市場委員会(FOMC)は16日、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを年0.25-0.5%で据え置いたことを発表した。FOMCは昨年12月に利上げを行ったが、今年に入ってからは1月の前回会合に続いて再び目標レンジを維持した格好になる。据え置きは賛成多数での決定となった中、カンザスシティー連銀のジョージ総裁だけは0.5-0.75%への引き上げを求めて反対票を投じた。
FOMCは声明で、段階的な金融政策の変更によって景気が適度なペースでの拡大を続け、雇用も引き続き上向くとの従来の見方を示した。世界経済や金融市場にリスクがあるとの指摘を加えながら、1月の前回会合以降の経済指標から米国の経済活動が緩やかに伸びたと判断。1月の声明では昨年末にかけて成長がやや鈍化したとの認識だったのからシフトした。家計支出の拡大や住宅市場の改善を再び取り上げ、雇用に関しては最近のデータが雇用増や失業率の低下を示しているとの従来の見方を示し、労働市場が一段としっかりしたという。一方、企業の設備投資は低調との見方に転じたほか、純輸出が弱いとの判断も維持した。
Posted by 直 3/16/16 - 15:02



