2016年03月29日(火)
経済リスク考慮し利上げを慎重に進めるのは適切・イエレンFRB議長
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は29日の講演で、経済見通しに対するリスクを考慮して利上げを慎重に進めるのは適切との考えを述べた。基本的な見通しは利上げを行った昨年12月からほとんど変わらないが、海外情勢がリスクをもたらしているとコメント。特に中国の動向が世界経済の成長ペースに影響することが懸念とし、海外情勢を見る限り、雇用や物価の目標達成に向けて12月時点で想定していたよりも低い金利水準を必要とするとの見方を示した。
また、石油をはじめとする商品価格の影響も、懸念材料として採り上げた。米国は石油の主要輸入国であることから、価格下落が向こう数年間に消費や経済活動の拡大に寄与するとの見方を示しながらも、一方で輸出国や石油会社にはマイナスであることから、金融市場にはマイナス要因のようだ分析。このほか、今年に入ってからは海外情勢や石油価格動向などを背景に、物価見通しに対する不透明感がやや強まったとの見方を示した。
Posted by 直 3/29/16 - 14:28



