2016年08月31日(水)
米雇用と物価、比較的早くに目標達成へ・ボストン連銀総裁
[要人発言]
ボストン連銀のローゼングレン総裁は31日に北京で開かれたイベントで講演し、持続的な完全雇用と物価安定の目標が比較的早く達成されるとの見通しを示した。この結果、当局は金利をいつどの程度のペースで引き上げていくかとの問いに面しているとコメント。長期にわたる超低金利で商業用不動産市況の過熱が進んでいると指摘。商業用不動産の市況下落となれば、金融市場の安定を脅かすとはいわないまでも、貸し出しなどに影響すると述べた。比較早期の利上げは雇用や物価の目標達成を若干遅らせるかもしれないが、こうした超低金利に伴うリスクを抑えられるという。
一方、同じイベントではエバンス・シカゴ連銀総裁も講演を行い、インフレ率が投票の目標である2%に到達する可能性が小さいとの見方を示した。景気に中立的な実質利子率が低下しているため、現行の米金融政策は歴史的な基準と比べてさほど緩和的でないという。
ローゼングレン総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーを努める。シカゴ連銀総裁が次にFOMCメンバーになるのは2017年。
Posted by 直 8/31/16 - 15:00



