2016年12月22日(木)
7-9月期GDP確定値は3.52%増に上方修正、予想も上回る
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)確定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 16年3Q | 改定値 | 速報値 | 16年2Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑3.52% | ↑3.16% | ↑2.90% | ↑1.41% | ↑3.3% | |
| 個人消費 | ↑2.96% | ↑2.77% | ↑2.14% | ↑4.28% | ||
| 国内投資 | ↑3.04% | ↑2.07% | ↑3.15% | ↓7.88% | ||
| 物価指標 | ||||||
| >GDPデフレーター | ↑1.42% | ↑1.40% | ↑1.51% | ↑2.31% | ↑1.4% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑1.46% | ↑1.44% | ↑1.45% | ↑2.02% | NA | |
| >>コア | ↑1.72% | ↑1.70% | ↑1.71% | ↑1.79% |
米商務省によると、7-9月期実質国内総生産(GDP)は前期から3.52%増加した。2014年7-9月期以来、ちょうど2年ぶりの高い伸びで、改定値の3.16%からも上方修正、速報で2.90%としていたのから2回連続で引き上げた格好となる。市場予想も上回った。
経済の3分の2を占める個人消費支出は2.96%の増加と、改定値の伸び率2.77%からやや上方修正、速報での2.14%も一段と上回った。耐久財は11.62%の増加と、改定値の11.59%増から僅かに修正。非耐久財は2012年10-12月期以来のマイナスとなったものの、減少幅は速報の1.43%から改定値で0.61%、今回は0.46%に縮小修正された。サービスは2.71%の増加と、従来の2.47%より高い伸びに修正となった。
設備投資は2-四半期連続で前期から増加、改定値の0.15%から1.38%に伸び率が上方修正となった。速報の1.14%よりも大幅増となる。建造物は11.96%、知的財産権は3.24%それぞれ増加。いずれも改定値以上の伸びに修正された。機器は4.48%の減少となったが、マイナス幅は従来の4.74%からやや縮小した。在庫投資は71億ドルの増加と、改定値の76億ドルから僅かに下方修正。しかし、GDPへの寄与度は0.49ポイントで変わらなかった。住宅投資は4.15%と、2-四半期連続の減少となったが、マイナス幅は4.41%から引き下げ、速報の6.24%からは2回連続での下方修正となった。
貿易収支は5222億ドルの赤字、赤字幅は改定値の5210億ドルから引き上げだが、2015年1-3月期以来の小幅赤字となった。輸出は9.96%、輸入は2.21%増加。それぞれ改定値での10.14%、2.14 %から修正となった。
政府支出は0.76%増加と、2-四半期ぶりのプラス転換となった。また、伸び率は改定値の0.25%から引き上げ、速報で0.50%だったのも上回った。連邦政府は2.42%の増加と、速報や改定値とほぼ同じ伸び率。地方政府は0.22%の減少となったが、マイナス幅は改定値の1.07%から縮小した。
個人消費支出物価指数(PCE)は前期から1.46%上昇、エネルギーと食品を除いたコアは1.72%の上昇となった。揃って改定値の1.44%、1.70%とほぼ変わらず。前年比の上昇率はPCEの1.04%、コアが1.69%となった。
Posted by 松 12/22/16 - 08:43



