2016年12月29日(木)
17/18年度世界砂糖市場、185万トンの供給過剰見通し
[砂糖]
調査会社トロピカル・リサーチ・サービシズは、2017/18年度の世界砂糖市場が185万トンの供給過剰になるとの見通しを示した。欧州連合(EU)の生産割り当て枠撤廃、またアジアの天候回復で生産が上向き、2年連続の世界需給逼迫から転換するという。世界の砂糖生産が前年から1200万トン以上増加すると予想。EUで2000万トン近くまで、17%増えるほか、インドの生産は2870万トンに増加、タイは前年比18%増の1160万トンと見通した。
世界最大の生産国であるブラジルに関しては、中南部の砂糖きび圧搾が5億6600万トンになるのを見越している。前年比では5%の減少だが、砂糖生産自体は3481万トンで前年を1.3%下回るのにとどまると予想。砂糖生産向けの砂糖きび消費が、エタノール以上に進むと見られるためという。世界消費は前年から1.2%増加する見通しで、伸び率は長期平均の1.5%を下回る。ブラジルで価格上昇や景気減速の影響で需要が細るほか、EUや中国ではブドウ糖果糖液糖(HFCS)の市場シェア拡大が背景にあるという。
Posted by 直 12/29/16 - 10:16



