2017年03月02日(木)
2017年世界小麦生産、初回見通しは前年比1.8%減少・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は2日、世界の2017年小麦生産が7億4450万トンになるとの初回見通しを発表した。前年から1.8%の減少だが、過去5年平均は上回る。前年割れをみているのは、北米の減反、オーストラリアでより平均的な生産に戻るためという。また、南半球で2017年度産コーンなどの雑穀が概ね良好な環境の中で生育の最終段階にあるととコメント。
2016/17年度の穀物需給に関すると、生産推定を前回報告で見越していた25億9200万トンから25億9980万トンに引き上げた。主にオーストラリアの小麦、ウクライナのコーン、インドのコメの上方修正が背景にあるという。前年比にして2.6%の増加。小麦の生産は7億5800万トンとみており、従来の7億5810万トンを僅かに下回るが、前年に比べて3.1%の増加。コーンなど雑穀の生産は前年比2.9%増の13億4400万トンと、従来の13億3760万トンから引き上げた。
2016/17年度の穀物消費は前年比2.4%増の25億7830万トンで、25億6720万トンから上方修正した。貿易見通しを3億91100万トンから3億9260万トンに引き上げ。ただ、前年比にすると0.4%と僅かにも減少の見方に変わらない。2016/17年度の期末在庫は6億8150万トンから6億7820万トンに引き下げたが、前年に比べると2.5%の増加。
Posted by 直 3/2/17 - 08:31



