2017年03月03日(金)
イエレンFRB議長、3月の利上げの可能性示す
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のイエレン総裁は3日の講演で、3月の米連邦公開準備理事会(FOMC)会合で金利を引き上げる可能性を示した。FOMCは14-15日に開かれる会合で雇用と物価を検証、当局の目標に向かって進展していると判断すれば、一段の利上げが適切になるという。イエレン議長は当局の目標達成の重要性を強調。雇用は本質的に目標に到達し、インフレ率も2%に近付いていると指摘し、緩和的な金融政策が奏功したと評価した。
また、情勢を見守る期間を長引かせることによって、後々当初の想定以上に速いペースの利上げが必要になる恐れがあるものの、現時点で当局が出遅れているサインはないとも述べた。今後も段階的な緩和政策の解除を続ける意向を示したが、この2年間のペースよりはやや速まるとの見方も示した。
本日はまた、フィッシャーFRB副議長が講演し、金融政策を決めるまでのプロセスについて語った。米景気は複雑化しているとした上で、一部の議員などが主張する特定の原則に基づいて決定することについては否定的な見方を示し、データだけでなく、メンバーの見解などもあわせて政策を決定する方法を支持した。フィッシャー副議長の講演では金融政策の見通しに関する発言はなかった。
Posted by 直 3/3/17 - 14:07



