2017年03月30日(木)
10-12月期GDP確定値は前期比2.08%増に上方修正、予想上回る
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)確定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 16年4Q | 改定値 | 速報値 | 16年3Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑2.08% | ↑1.86% | ↑1.87% | ↑3.52% | ↑2.0% | |
| 個人消費 | ↑3.53% | ↑3.01% | ↑2.49% | ↑2.96% | ||
| 国内投資 | ↑9.37% | ↑9.25% | ↑10.72% | ↑3.04% | ||
| 物価指標 | ||||||
| >GDPデフレーター | ↑2.08% | ↑2.00% | ↑2.10% | ↑1.42% | ↑2.0% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑2.02% | ↑1.93% | ↑2.16% | ↑1.46% | NA | |
| >>コア | ↑1.31% | ↑1.22% | ↑1.25% | ↑1.72% |
米商務省によると、2016年10-12月期実質国内総生産(GDP)確定値は前期から2.08%増加した。伸び率は前期の3.52%より縮小したものの、改定値の1.86%、速報値の1.87%からは引き上げられた。市場予想も上回った。
経済の3分の2を占める個人消費支出は3.53%の増加と、改定値の3.01%から引き上げられた。非耐久財の伸び率が2.79%から3.28%に上方修正。また、サービスも2.39%の増加と改定値の1.25%から引き上げとなった。一方、耐久財は11.38%の増加と、改定値の11.48%よりやや引き下げられた。
在庫投資は496億ドルの増加と、GDPへの寄与度は1.01ポイントとなった。改定値で0.94ポイントだったのから引き上げられ、2015年1-3月期以来の大きなプラス要素。住宅投資は9.60%の増加で据え置きとなった。
設備投資は0.86%と3-四半期連続で増加したが、伸び率は改定値の1.32%から引き下げられた。速報段階での2.39%から連続での下方修正となる。知的財産権の伸び率は4.47%から1.29%に大幅の下方修正となったが、機器は1.87%増加から1.95%増加に引き上げられた。建造物は2-四半期ぶりの減少となった、マイナス幅は改定値の4.42%から1.87%に縮小した。
貿易収支は6050億ドルの赤字と、2008年1-3月期以来の大幅赤字を記録した。赤字幅は改定値では速報の5996億ドルから据え置きだったが、確定値では引き上げられた。輸出は4.47%減少、輸入は8.94%の増加、いずれも改定値から拡大修正となった。
政府支出は0.17%と2-四半期連続で増加したものの、伸び率は前期より縮小した。速報値の1.17%から改定値で0.34%に引き下げられ、今回更なる下方修正となった。連邦政府による支出は1.20%の減少と、改定値の1.17%減少から小幅修正。地方政府は1.29%の増加から1.01%増に下方修正された。
個人消費支出物価指数(PCE)は前期から2.02%の上昇、エネルギーと食品を除いたコアは1.31%の上昇となった。上昇率は揃って改定値の1.93%、1.22%から上方修正。前年比ではPCEが1.44%、コアは1.72%それぞれ上昇、こちらも改定値の1.42%、1.70%から僅かに引き上げとなった。
Posted by 松 3/30/17 - 08:45



