2017年09月18日(月)
17/18年度世界小麦生産見通し、400万トン上方修正・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとの商品レポートで、2017/18年度の世界小麦生産が7億4100万トンになると見通し、6月時点での7億3700万トンから400万トン引き上げた。3月に発表した初回予測の7億3500万トンから2回連続の上方修正になる。ただ、前年比にすると1.8%の減少。
国・地域別の生産について、黒海周辺国を1億600万トンから1億1600万トンに引き上げ、この結果、前年の1億1400万トンから増加の見方に転じた格好になる。インドは9640万トンで、40万トンの上方修正。一方、米国は5000万トンから4730万トン、欧州連合(EU)は1億5100万トンから1億4800万トンにそれぞれひきさげた。中国は1億3000万トンで据え置いた。
2017/18年度の世界小麦消費は前年比0.1%増の7億3800万トンとみており、従来予想を維持した。食用を5億400万トンから5億700万トンに上方修正。反面、飼料を1億4800万トンから1億4400万トンに引き下げた。2017/18年度の貿易は1億7200万トンと見通し、初回予測でもある6月時点での1億6500万トンから引き上げた。2016/17年度も1億7000万トンから1億7500万トンに上方修正したため、2017/18年度は依然として前年割れの見方である。黒海周辺国の輸出が5020万トンから5500万トンに大きく引き上げで、前年比でも3.4%の増加になった。ロシアが2920万トンから3170万トンに上方修正で、ウクライナとカザフスタンも引き上げ。また、アルゼンチンとカナダをそれぞれ10万トン引き上げて1070万トン、2100万トンとした。しかし、米国は70万トン引き下げて2650万トン、EUも3090万トンから2940万トンに引き下げた。
期末在庫に関すると、2016/17年度の推定を2億4100万トンから2億4300万トンに引き上げた。2017/18年度が2億4600万トンの見通しで、従来の2億4000万トンから上方修正で、前年比にすると1.1%増加の見方に転じた。
Posted by 直 9/18/17 - 13:32



