2017年10月05日(木)
17/18年度世界穀物生産見通し、120万トン上方修正・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は5日、世界の2017/18年度穀物生産が26億1220万トンになると見通し、前回報告時の26億1100万トンから120万トン引き上げた。2ヶ月連続の上方修正で、前年比にして0.3%と僅かに増加。
2017/18年度の小麦生産見通しを7億4880万トンから7億5010万トンに引き上げ、欧州連合(EU)の上方修正、ロシアでも豊作予想なことが背景にあるという。また修正によって、前年から0.2%と僅かにも増加の見方に転じた。雑穀生産は13億6130万トンとみており、従来の13億5880万トンからやや上方修正。ロシアでは乾燥の影響からコーンの生産が引き下げとなったが、中国と米国のコーン上方修正がより大きく、全体を押し上げた。前年比にして1.4%の増加になる。
2017/18年度の穀物消費見通しは25億9140万トンから25億8910万トンに引き下げた。それでも、前年と比べると1.0%増加する。小麦の消費を7億3430万トンとし、従来の7億3090万トンから上方修正した。工業需要を引き上げたことで全体も一段と上向く格好になり、この結果、前年の過去最高を超えて記録を塗り替える。前年比プラスは食用の消費増加によるという。雑穀は13億5400万トンから13億5190万トンに引き下げた。エジプトやロシア、米国の飼料用コーン消費の飼料用消費を下方修正したのが背景にあるが、前年はなお1.4%上回る。
穀物の貿易は4億280万トンの予想で、30万トンの下方修正、前年は0.4上回る。期末在庫に関すると、7億1920万トンから7億2050万トンに引き上げた。前年の7億220万トン(修正値)から2.6%膨らむ。
Posted by 直 10/5/17 - 12:17



