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2017年11月14日(火)

IEA、世界石油需要見通しを前月から引き下げ
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は14日に発表した月報で、2017年の世界石油需要が日量9,770万バレル、2018年を9,890万バレルになるとの見通しを示した。前年比での伸びは2017年が150万バレル、2018年が130万バレルで、それぞれ前月より10万バレルの引き下げとなっている。価格の上昇や、冬の始まりが比較的穏やかなものとなったことが、需要の鈍化につながったという。

0月の世界石油生産は日量9,750万バレルと、前月から10万バレル増加した。非OPEC産油国の生産増が背景にある。前年同月比では47万バレルの減少、OPECの減産が主の要因となっている。非OPECの生産は米国の生産増が主導する形で2017年に前年から70万バレル増加、2018年には140万バレル増加すると予想されている。

OPECの10月石油生産は日量3,253万バレルと前月から8万バレル減少、アルジェリアとイラク、ナイジェリアの生産減少が背景にあり、今年5月以来の低水準となった。前年比では、87万バレルの減少、減産遵守率は10月単月で96%、年初来では87%となっている。

OECD諸国の在庫は9月末時点で前月から4,000万バレル減少、ここ2年間で初めて30億バレルを下回った。世界全体の在庫は7-9月期に6,300万バレル減少、2014年以降では2回目の四半期ベースでの取り崩しとなる。米国の在庫取り崩しが進んだほか、中国も減少した可能性が高いが、他の地域では積み増しとなった。

製油所稼動は、10-12月期に日量8,080万バレルと、前月から小幅ながら下方修正された。来年1月から2月にかけては稼動も活発になり、前年を110万バレル上回るとの見通しという。

世界市場は10-12月期から2018年1-3月期にかけて原油が供給過剰となるほか、石油製品の在庫も積み増しが進むとの見通しを示した。一方液化石油ガス(LPG)の在庫は季節的な需要の増加に伴って減少するという。

Posted by 松    11/14/17 - 07:41 

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