2017年11月17日(金)
17/18年世界砂糖生産見通し、1.8億トンに上方修正・USDA
[砂糖]
米農務省(USDA)は17日に年2回の世界砂糖需給報告を発表し、2017/18年度の生産が1億8494万9000トンになるとの見通しを発表した。前年から7.7%増加し、過去最高を更新。また5月の前回報告時での1億7936万6000トンから引き上げた。最大のブラジルを3965万トンから4020万トンに上方修正、インドは2581万トンから2774万トンに引き上げた。また、欧州連合(EU)の生産は2010万トンとみており、従来予測の1860万トンを上回る。中国やパキスタンも引き上げたが、タイは1050万トン、オーストラリアを480万トンで据え置いた。なお、2016/17年度の世界生産推定は1億7081万4000トンから1億7147万2000トンに引き上げた。
2017/18年度世界消費予測は1億7422万3000トンで、1億7155万9000トンから引き上げ、この結果前年の推定1億7162万3000トン(修正値)から増加の見方に転じた格好になる。インドが2650万トンの見通しで、50万トンと僅かにも上方修正。EUは1865万トンから1870万トンに改定、中国は1580万トンで修正なしである。
貿易に関すると、2017/18年度の輸出見通しを5924万トンから6185万2000トンに引き上げた。前年から4.8%増加。ブラジルを2869万トンから2960万トン、タイを840万トンから860万トンにそれぞれ上方修正。しかし、オーストラリアは370万トンで据え置いた。EU揃って前年比プラスの予想だが、オーストラリアは前年から30万トン減少して370万トンになるとみる。輸入は5362万6000トンの見通しで、従来の5133万8000トンから引き上げたが、前年比にすると2.5%減少で依然として前年割れの見方である。中国は420万トンの従来予測を維持。一方、インドネシアを40万トン引き上げて455万トン。インドネシアは2017/18年度には中国を抜いて最大規模になる。米国は350万1000トンから336万6000トンに引き下げた。USDAはこのほか、2017/18年度の期末在庫見通しを4082万1000トンと、3824万5000トンから引き上げ、前年の推定3903万4000トンから拡大の見方にシフトした。
Posted by 直 11/17/17 - 15:32



