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2018年03月05日(月)

18/19年世界砂糖生産、4年ぶりに減少見通し・ABARES
  [砂糖]

オーストラリアの農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとの商品レポートで、世界の2018/19年度(10-9月)砂糖生産が1億8600万トンになるとの初回見通しを発表した。前年の推定1億9000万トンから2.1%減少、4年ぶりのマイナス転落をみている格好になる。背景にあるのが最大のブラジルで、前年比2.4%減の3700万トンと、2年連続ダウンの見通し。ブラジルでは砂糖価格の下落を背景に砂糖生産からエタノール生産にシフトが進むとみられていることを指摘した。

ただ、世界生産は2019/20年度に1億8800万トンと小幅にも増加に転じ、そのまま増加基調を続けて2022/23年度には1億9500万トンに増加を見越す。ブラジルに限れば、2020/21年度に前年比プラスに転じると予想。なお、2017/18年度の推定は1億9200万トンから200万トン引き下げた。インドや欧州連合(EU)、タイの中期的な増加トレンドの見通しも示した。

2018/19年度の世界砂糖消費は1億8600万トンの見通しで、2017/18年度の推定を1億8600万トンから1億8500万トンに引き下げたため、前年比にして100万トン、0.5%と小幅にも増加する。次年度以降も消費が伸び続けると予想。2021/22年度に1億9200万トンと生産の1億9100万トンを上回り、2022/23年度には1億9400万トンになる見通しを示した。緩やかな拡大基調の見通しで、エマージングや途上国の需要拡大の一方、先進国の健康志向に絡んだ砂糖離れによって伸びペースが抑えられるという。

2018/19年度の輸出は前年比横ばいの6670万トンと見通す。前年の推定を7100万トンから6670万トンに下方修正したため。しかも、2019/20年度にはさらに6500万トンに減少予想。しかし、その後は増加トレンドに転じるとみており、2022/23年度時点で6920万トンに増加の見通しとした。期末在庫に関すると、2017/18年度の推定を7570万トンから7730万トンに上方修正、前年比で6.6%の増加に転じる見通しで、また2018/19年度には7740万トンに僅かに膨らむとの見通しを示した。その後も、2021/22年度に一服するのを除いて在庫の積み増しが進み、2022/23年度に7800万トンになるのを見越す。

Posted by 直    3/5/18 - 09:26 

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