2018年03月09日(金)
次の利上げはしばらく待ちたい・シカゴ連銀総裁
[要人発言]
シカゴ連銀のエバンス総裁は9日に米CNBCに対し、次の利上げを今しばらく待ちたいと述べ、今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合での実施には消極的な姿勢を示した。年央までにインフレ率が2%の目標に向かっていることを明確にすれば、金利を引き上げるのに自信が持てるとコメント。年内の利上げ回数よりも金利軌道が重要と強調した。
この日発表された雇用統計で、2月の非農業部門雇用数が31万3000人と市場予想も大きく上回る増加となった。失業率は4.1%で前月からほぼ変わらず。エバンス総裁は強い雇用情勢を評価したものの、一方で、賃金のよりしっかりした伸びをみたいともいう。賃金は前月比0.15%上昇と市場予想を下回り、前年との比較にして2.72%上昇と4ヶ月ぶりの小幅の伸びにとどまった。このほか、昨年12月に成立した減税にが景気を刺激するとの見方を示す一方、鉄鋼とアルミニウムへの高関税導入は逆効果とも述べた。
エバンス総裁は2017年にFOMCのメンバーを務めた。シカゴ連銀総裁が次にFOMCの投票権を持つのは2019年になる。
Posted by 直 3/9/18 - 15:47



