2018年03月15日(木)
IEA、2018年の世界石油需要見通しを前月から引き上げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は15日に発表した月報で、2018年の世界石油需要が日量9,930万バレル、前年から日量150万バレル増加するとの見通しを示した。前月からは10万バレルの引き上げとなる。OECD諸国の見通しが24万バレル引き上げられた一方、非OECD諸国はパキスタンやイラクで発電需要の天然ガスへのシフトが進んだことから引き下げとなった。2017年の需要は日量9,780万バレルで据え置きとなった。
2月の世界石油生産は日量9,790万バレルと、前月からやや減少した。前年同月比では70万バレルの増加、米国などの非OPEC産油国の生産増が背景にある。非OPEC産油国の生産は前年比で180万バレル増加すると見られており、2017年に76万バレルの伸びにとどまったのから増加のペースが速まる格好となる。
OPECの2月石油生産は日量3,210万バレルと前月からやや減少した。ベネズエラとUAEの生産減少が背景にある。OPECへの石油需要は2018年後半には日量3,260万バレルまで増加、現在の生産量を上回る格好となる。
OECD諸国の在庫は1月末時点で28億7,100万バレルと、前月か1,800万バレルら7ヶ月ぶりに増加した。もっとも積み増しのペースは、平年の半分程度にとどまっている。在庫は過去5年平均を5,300万ばれる上回る水準、前月からは縮小した。また米中西部の供給拠点であるクッシングの在庫は、ここ3年で最低の水準まで落ち込んでいる。
1-3月期の製油所稼動は、過去最高を記録した2017年10-12月期から日糧で90万バレルペースが低下する。4-6月期には再び増加、日量8,180万バレルと過去最高を更新する見通しとなっている。
Posted by 松 3/15/18 - 06:17



