2008年07月03日(木)
債券:早期利上げの可能性弱まり短期債買い優勢
[場況]
10年債利回り:3.98↑0.02
債券はまちまち。足元の景気を巡る不透明感が早期利上げの可能性を弱め、短期債買いに寄与した。失業保険新規申請件数が予想を上回り、雇用統計は6ヶ月の減少を示すなど労働市場の不振を示すデータが並ぶ。また、米供給管理協会(ISM)非製造業調査はビジネス縮小に戻ったことを示す内容。景気不安が改めて強まり、夏の利上げ確率も下がって2年債などの買いが活発化した。
一方、長期債には朝方こそ買いの場面もあったが、売りの流れも切れなかった。足元の景気や金利を巡る市場の見方に加え、インフレ懸念が根強いことから短期債買い・長期債を売る動きも台頭。指標である10年債利回りは雇用統計やISMの発表直後に低下したぐらいで、後は上昇圧力が強かった。最後は長短金利差も一段と拡大となった。
Posted by 直 7/3/08 - 16:57



