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2018年05月16日(水)

IEA、2018年の世界石油需要見通しを小幅引き下げ
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は16日に発表した月報で、2018年の世界石油需要の伸びを前年比で日量140万バレルと推定、前月から10万バレル引き下げた。1-3月期と4-6月期の始まりでは景気のしっかりとした伸びが確認されているものの、2018年後半には原油高の影響などでペースがスローダウンするとの見方が背景にある。

4月の世界石油生産は日量9,800万バレルに迫る水準と、前月からほぼ変化は見られなかった。非OPEC産油国の生産増が、OPECの減少を相殺した。米国の生産は前年から日量178万バレル増加、非OPEC産油国全体ででは2018年に187万バレル生産が増加するとの見通しで、前月からは小幅引き上げられた。

OPECの4月石油生産は日量3,165万バレルと、前月から13万バレル減少した。ベネズエラの生産減少が続いているほか、アフリカの産油国の生産も減少した。OPECへの石油需要は、今年の残りは日量3,225万バレル近辺で推移すると見られており、4月の生産量を60万バレルほど上回っている。

OECD諸国の在庫は3月末時点で28億1,900万バレルと、季節的な傾向に反して前月から2,680万バレル減少した。過去5年平均を3,000万バレル上回る水準にある。在庫は2015年3月以来の低水準、前年を2億1,400万バレル、過去5年平均を100万バレル下回っている。

製油所稼動は増加基調にあり、7-8月には日量8,300万バレルと過去最高を記録すると見られている。それでも全ての石油製品需要を満たすことは出来ず。2018年4-6月期から7-9月期にかけて、製品在庫は取り崩しが避けられないと予想されている。

Posted by 松    5/16/18 - 06:15 

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