2018年07月03日(火)
エル・ニーニョ現象発生の確率、引き続き50%・豪州気象局
[天候]
オーストラリアの気象局は3日付けのレポートで、2018年にエル・ニーニョ現象が発生する確率を引き続き約50%と発表した。気象モデルが示す見通しや最近の熱帯太平洋の水温上昇を指摘し、エル・ニーニョ現象発生の可能性が強まっているとコメント。熱帯太平洋の中央から東方にかけての海面水温は依然として中立水準にあるが、4月からゆっくりと上がってもいるという。また、6月中旬の報告に続いて、海面下水温が平均以上であり、典型的なエル・ニーニョ現象の前兆であることを取り上げた。このほか、太平洋中央の一部で貿易風が弱まっており、南方振動指数(SOI)がマイナス圏にあるなどエル・ニーニョ現象に近い傾向がみられるともいう。
当局が監視する国際モデルの大半が海面水温のさらなる上昇の見通しを示しており、8つのモデルのうち5つは南半球の春にエル・ニーニョ現象の基準に到達を示唆しているという。
エル・ニーニョ現象によってオーストラリア東部では冬から春にかけての降水量が平均を下回る一方、南部では気温が平均以上となり、小麦や砂糖きび生産に影響が及ぶリスクも高まるとされている。
Posted by 直 7/3/18 - 13:58



