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2018年07月12日(木)

2018年1-3月期の世界石油需要の伸びは200万バレル超える、IEA
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は12日に発表した月報で、2018年1-3月期の世界石油需要の伸びが前年比で日量200万バレルを上回ったとの見方を示した。一方で4-6月期には90万バレルにスローダウン、2018年上半期では前年比150万バレルの伸びになったとした。2018年下半期には更に伸び悩み、130万バレルの増加にとどまるという。2019年に関しては、上半期の伸びは120万バレルにとどまるものの、下半期には160万バレルに回復するとの見通し。通年では、2018年と2019年ともに、前年比で140万バレルの伸びになると、前月から見通しを据え置いた。

6月の世界石油生産は、前月から37万バレル増加した。先のOPEC総会で2016年の合意水準まで生産量を戻すという実質的な増産決定を受け、サウジとロシアの生産が増えたことが背景にある。OPECの6月生産は日量3,187万バレルと、ここ4ヶ月で最高を記録。アンゴラやリビア、ベネズエラの生産が減少したが、サウジの増加がそれらを上回った。非OPEC産油国の生産は、2018年に前年比で日量200万バレル増加、2019年には180万バレル増加するとの見通しを示した。主に米国の生産増によるものだが、一方でカナダやブラジル、カザフスタン、北海油田では一時的な生産停止が見られているとした。

OECD諸国の在庫は5月末時点で28億4,000万バレルと、前月から1,390万バレル増加した。昨年7月以降で増加したのは、これが3度目となるが、増加幅は平年に比べると半分以下にとどまっている。在庫は過去5年平均を2,300万バレル下回る水準、速報データによると、6月には在庫の取り崩しが進んだ模様。

製油所稼動は、4-6月期と7-9月期に前年比で200万バレル増加するとの見通し。大西洋岸の稼動増がそのほとんどを占めているという。また稼動は日量8,280万バレルと、2017年10-12月期に記録した過去最高を70万バレル上回るまで伸びるとの見方も示した。これによって原油在庫の取り崩しは大きく進み、日量で140万バレルを上回ると見られている。一方で石油製品の在庫は日量 60万バレルと、季節的な積み増しが見られるという。

Posted by 松    7/12/18 - 07:10 

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