2008年07月10日(木)
債券;金融不安や景気先行き不透明感でも決め手不足から買い限定
[場況]
10年債利回り:3.80↓0.02
債券はまちまち。信用リスク懸念や景気の先行き不透明感が根強いことは相場を下支えしながら、決め手材料に不足したのが響いた。住宅ローン大手のファニーメイ、フレディマックの財務不安がなお続いているが、ポールソン財務長官が議会証言で監督当局からファニーとフレディの資本について前向きな見解を受けたことを明かしたために債券取引に効果薄である。また、朝方発表された失業保険新規申請件数が予想以上に減少し、6月の小売販売も事前見通しより高い伸び。ただ、特殊要因によるところが大きいとの判断からやはり影響は限られた。
日中の相場は堅調で、長期金利の指標10年債利回りが5月中旬以来となる3.7%台後半に低下の場面もあった。しかし、午後に10年物インフレ連動債入札が振るわなかったことや株式相場、原油価格の上昇を受けて相場は伸び悩み。長期債や中期債には買いの流れが切れずに終わった。しかし、短期債は売りに押され、このため、長短金利差がやや縮小している。
Posted by 直 7/10/08 - 18:00



