2008年07月11日(金)
株式:住宅公社の経営不安煽るニュース絶えず反落
[場況]
ダウ工業平均:11,100.54↓128.48
S&P500:1,239.49↓13.90
NASDAQ:2,239.08↓18.77
NY 株は反落。住宅公社ファニーメイとフレディマックの経営不安を煽るニュースが絶えず、相場全体に重くのしかった。週末を控え、来週には4-6月期決算発表が本格化するのや主要経済指標が目白押しなことからも余計に慎重ムードが強まる。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長によるファニーとフレディの救済を示唆するコメント報道も一時的な買い材料でしかなかった。
寄付きから売りモードとなって、相場は大きく下げてスタートした。ファニー、フレディの国有化の可能性を示す報道が流れ、この中で両社の株価価値がゼロ近くになり得るとの指摘があったのが市場心理を冷やしたためである。しかも後ではポールソン財務長官が国有化観測を否定したことが伝わり、さらに売りが膨らんだ。押し目買い、7月のミシガン大消費者指数が予想外に前月を上回ったことを受けて下げ足が鈍っても長続きせず。下げ幅を広げる展開に戻って、ダウ平均は昼前に1万1000ドルを割り込んだ。
そのまま午後にかけて下値攻防である。取引終盤にFRB議長がファニーとフレディに対して連銀窓口貸し出しの利用を示唆したと報じられるのに続いて急回復。プラスに転じる場面もあったが、FRB広報による否定、また原油価格の上値を追う展開など金融街での不安要素も手伝って結局最後は下落した。ダウ平均終値が2006年8月14日以来、S&P500は2006年7月18日以来の低水準となった。これで、ダウ平均が4週連続下げ、S&P500は6週続落だ。NASDAQ指数だけは下げたが、前日の上昇全てを消す前に止まった。それでも6週連続マイナス。
Posted by 直 7/11/08 - 17:15



