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2018年11月14日(水)

IEA、世界石油需要見通しを前月からほぼ据え置き
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は14日に発表した月報で、2018年度の世界石油需要の伸びを前年比で日量130万バレルと推定、前月からほぼ据え置きとした。2019年度の伸びも日量140万バレルと前月から変わらず。景気減速の影響は、価格の下落によって相殺された。この内OECD諸国の需要は2018年に前年から35万バレル増加、2019年には28.5万バレルに伸びが鈍化する。非OECD諸国の伸びは2019年が前年比で16.5万バレルに下方修正、価格高騰の影響に加え、自国通貨の下落や景気の減速がマイナスに作用した。

10月の世界石油生産は増加のペースを速め、前年同月を260万バレル上回るまでとなった。サウジやロシア、米国の生産が過去最高を更新、イランやベネズエラの生産減少を上回った。非OPEC産油国の生産は2018年が前年から240万バレル、2019年が190万バレルそれぞれ増加、どちらも前月から引き上げとなった。OPECの10月生産量は日量3,299万バレルと前月から20万バレル増加、前年比では24万バレルの増加となった。イランの生産は40万バレル、ベネズエラは60万バレルそれぞれ増加したが、他の加盟国の生産増がそれを上回った。OPECに対する石油需要(Call on OPEC)は、2019年には日量3,130万バレルにまで減少、現在のOPEC生産量を170万バレル下回っている。

OECD諸国の在庫は9月末時点で28億7,500万バレルと、季節的な増加傾向に反して前月から1,210万バレル増加した。在庫は7-9月期に5,810万バレル増加、2015年以来の大幅な積み増しを記録した。OECD諸国の在庫は、10月には過去5年平均を上回る水準になると見られている。

7-9月期に石油製品の在庫が70万バレル増加したことを受け、製油所の精製マージンは2014年以来の水準まで低下したこともあり。製油所稼動も10-12月期から2019年にかけて、石油製品需要を上回る状況が続くと見られている。

Posted by 松    11/14/18 - 06:13 

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