2018年11月28日(水)
7-9月期GDPは前期比3.50%増加と速報から修正なし、予想下回る
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)改定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 18年3Q | 速報値 | 18年2Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑3.50% | ↑3.50% | ↑4.16% | ↑ 3.6% | |
| 個人消費 | ↑3.64% | ↑4.00% | ↑3.80% | ||
| 国内投資 | ↑15.10% | ↑12.01% | ↓0.52% | ||
| 物価指標 | |||||
| >GDPデフレーター | ↑1.72% | ↑1.67% | ↑3.05% | ↑ 1.4% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑1.50% | ↑1.58% | ↑1.98% | NA | |
| >>コア | ↑1.49% | ↑1.59% | ↑2.11% |
米商務省によると、7-9月期実質国内総生産(GDP)は前期から3.50%増加し、速報値から修正なしとなった。市場予想をやや下回る。
経済の3分の2を占める個人消費支出は3.64%増加した。速報の伸び率4.00%から下方修正で、この結果、前期の3.80%より低い伸びになった。耐久財の伸び率が6.86%から3.91%に引き下げられ、非耐久財は5.26%と速報値とほぼ変わらず。サービスは3.11%増え、速報での3.20%よりやや小幅プラスである。
設備投資は2.52%増加した。2017年1-3月期から連続アップで、また速報の0.83%から上方修正だが、この7-四半期のうち最も低い伸びには変わらない。機器が0.41%の増加から3.46%増加に引き上げられた。建造物は減少だが、マイナス幅が速報の7.88%から1.73%に修正。一方、知的財産権は4.30%増え、速報の7.89%より低い伸びになった。住宅投資は2.58%減少し、マイナス幅は速報の3.98%から修正。
在庫投資は866億ドルの増加と、速報の763億ドル増から引き上げられ、2015年7-9月期以来の大幅増となった。GDPへの寄与度は2.07ポイントから2.27ポイントに上方修正である。
貿易収支は9458億ドルの赤字と、赤字幅が速報の9390億ドルから上方修正になった。輸出が4.36%落ち込み、減少幅は速報の3.53%から拡大。輸入は9.08%の増加から9.24%増に上方修正となった。
政府支出は前期比2.60%の増加と、2016年1-3月期以来の高い伸びになったが、伸び率は速報の3.38%から下方修正である。連邦政府が3.51%増加で、速報の3.34%より高い伸びに修正だが、地方政府は3.22%増から2.05%増に引き下げられた。
個人消費支出物価指数(PCE)は前期から1.50%の上昇、エネルギーと食品を除いたコア指数は1.49%の上昇と、いずれも速報の1.58%、1.59%から伸び率が下方修正となった。前年比にすると、PCEは2.16%の上昇、コアは1.96%の上昇となった。速報での伸び率はそれぞれ2.19%、1.99%だった。
Posted by 松 11/28/18 - 08:36



